動き始めた赤ちゃんにとっては、動きたい気持ちの方が強くて仰向けやうつぶせになるのを嫌がり、なかなかマッサージを受けてくれないかもしれません。
そんなときは無理をしないでくださいね。
嫌がっているのを無理に押さえつけて赤ちゃんがマッサージを嫌いになってしまったら本末転倒です。
赤ちゃんの動きに合せて一緒に移動しながらマッサージをしたり、
歌や声かけをして興味をひき、遊びの延長のように触れ合いを楽しんでみてください。
たとえば、ハイハイやヨチヨチ歩く赤ちゃんが逃げようとするのを、
「待て待て〜♪」と追っかけていき、 捕まえたらお膝に抱っこして背中やお尻など出来る箇所だけをマッサージ!
赤ちゃんが眠いときや授乳後のまったりしているときなどに、抱っこしながら空いているほうの手で足をさすったり、お腹を撫でてあげたり…、そんな程度でも十分です。
全身のマッサージが出来なくても、赤ちゃんには触れられる嬉しさや楽しさが伝わるはずです。
また必ずマッサージを楽しめる時期がきます。
3歳ぐらいになり「ゴロンと寝てね」ということがわかり、
寝てくれるようになれば赤ちゃんの時と同じやり方で全身を行うことができますよ。